2011年、リブランサービスから「イノーヴ」へ。社名を改め、マンション管理の枠を超える事業へと舵を切ったわたしたちが、最初に手がけた象徴的なプロジェクトが「神泉ワインアパートメント」です。開発から販売、その後の管理まで一気通貫で関わり、2013年の竣工から今日まで、ワインのある住まいを支え続けています。

海外からの帰国便、機内で当時の弊社代表が抱いた一つの問いから、このプロジェクトは始まりました。ヨーロッパの住宅にはあたりまえにあるワインセラー。なぜ日本の集合住宅にはないのか。住まいをワインという視点から発想できないか?「ない」のなら、自分たちで創ればいい。社名を改めた直後の2011年、わたしたちは動き出します。
ワインアパートメントを成功させるには、その前提となるワイン文化を東京に根付かせる必要がある——そう判断したわたしたちは、グループ会社を立ち上げ、2012年に六本木でワインギャラリー「マックスボルドー六本木」をオープンしました。常時48種類のボルドー・グランヴァン(最高級ワイン)を、25mlの一杯から味わえる。ボルドー本場のスタイルを日本に初めて持ち込んだ、当時類のないワインギャラリーです。ミシュランガイドにも掲載されるなど、東京のワイン愛好家コミュニティに広く認知され、ワインアパートメント完成までの文化的な布石としての役割を果たしました。
2013年10月、渋谷区神泉町に「ワインアパートメント」が竣工しました。京王井の頭線・神泉駅から徒歩4分。地上10階・地下1階・総戸数18戸の小さな建物ですが、その中身は、ワイン愛好家のためだけに設計された、当時の日本に存在しなかった住まいです。
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地下ワインカーヴ |
最大1万本収納可能。「PSワインセラーシステム」で常時13〜15℃、湿度65〜70%に保たれた、居住者専用のセラー。 |
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各室ワインセラー |
全戸に専有ワインセラーを完備。 |
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ソムリエ管理人 |
ソムリエ資格を持つ管理人がカーヴ管理、入居者へのワインやドリンクの提供サービスを担います。 |
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1階テナント |
ワインビストロ「神泉 遠藤利三郎商店」がルームサービスにも対応。 |
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間取り |
42m2〜のスタジオタイプで、一般的な住まいのほか、セカンドハウスやSOHOまで幅広く対応。 |
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設計 |
ワンフロア2住戸でプライバシーを確保。 |
建物の1階に併設されている「神泉 遠藤利三郎商店」は、ワイン愛好家のあいだで広く知られたビストロです。このお店は、わたしたちが「住人がいつでも本格的なワインと料理を楽しめる環境を、建物のなかに用意したい」と考え、こちらから誘致しました。料理は各お部屋にもエントランスにもデリバリーが可能で、ホームパーティーの強力なサポート役です。建物の中にワインカーヴがあり、ビストロがある——その日常を、設計の段階から組み込んだのです。
一般的なデベロッパーのマンション開発の多くは、建物を建て、売り出したところで、彼らの仕事は終わりますが、わたしたちは違います。開発から販売、そしてその後の管理まで、一つの会社で担いつづける。それが、ワインアパートメントのような、コンセプトの強い住まいを、長く支えていける理由です。
ワインアパートメントは竣工後、収益物件として新たなオーナーへ一棟売却しました。けれども、わたしたちと建物の関係はそこで終わりませんでした。竣工から十数年が経ったいまも、運営・管理を担っているのはイノーヴです。ソムリエ資格を持つ管理人が、地下カーヴを丁寧に手入れし、ワインを愛する住人たちの暮らしを支える日々が、変わらず続いています。

ISO9001:2015認証取得
イノーヴ株式会社は、マンション管理組合の管理費の出納・会計・報告事務業務に
おいて、ISO9001:2015の登録承認を取得しております。